各無線機のWiRESノード局用対応方法 |
■アイコム IC-339 (7K3KMV局のリポート) |
データ端子がついていないIC-339からスケルチ信号を取り出してHRI-100を接続するための例です。マイク端子を利用して綺麗に接続する方法も記されています。(オプションのTSQユニット
UT-50があるとFBです)
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(PDF形式のドキュメント)
※7K3KMV (WiRES#5041)局からの寄稿です。ありがとうございました。
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■旧スタンダード社 RP-70KF (1200MHz帯レピータ装置) |
1200MHz帯レピータ装置の傑作! Standard社のRP-70KFのWiRESコントローラー接続方法です。追加回路および、背面のリモートコントロールエクステンション端子を用いて
HRI-100と接続すれば、レピータ局自身がWiRESノード局になります。(WiRESダイレクト接続レピータ)
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■ケンウッド TM-833シリーズ 430/1.2Gデュアル機 (JL3OGC局のレポート) |
データ端子がついていますので、そのままでも運用できますが、TSQ制御が効きません。そこで、メインコントロール基板からスケルチ信号を取り出す方法を掲載してあります。反転回路は74HC04等を利用しNOT回路を組むとうまくゆくとの事です。
データ端子を利用してAFラインをIN/OUTすると高域が強調された音声になります。高域強調音声が嫌な場合には、マイク端子とスピーカ端子で音声を入出力するとよいでしょう。
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■アイコムID-1 1200MHz帯モノバンド アナログ・D-Starデジタル対応機 |
次世代のデータ通信を意識してかデータ端子が省略されています。内部からスケルチ信号を取り出す方法と74HC04を利用した信号反転回路(JL3OGC局製作)を掲載してあります。この方法で取り出しをおこなった場合、アナログFMはもとよりD-Starデジタルでもノード局を運用できるようになります。
HRI-100を介してAFラインをIN/OUTすると高域が強調された音声になります。高域強調音声が嫌な場合には、マイク端子とスピーカ端子をパソコンの音声入出力端子と直結して音声を入出力するとよいでしょう。
詳細はこちら
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■アイコムID-800 144/430MHz帯 アナログ・D-Starデジタル対応機 |
通常のFM(アナログ)での運用でしたら、データ端子が利用できます。但し、データ端子は8ピンのミニDINコネクタ(ジャック)ですので変換ケーブルを自作する必要があります。
HRI-100を介してAFラインをIN/OUTするとD-Starデジタルでは高域が変調された音声になります。高域強調音声が嫌な場合には、マイク端子とスピーカ端子をパソコンの音声入出力端子と直結して音声を入出力するとよいでしょう。
この取り出し方法は、D-StarデジタルでWiRESノードを運用したい場合のみ有効です。アナログFMで運用する場合には、背面のデータ端子からスケルチ信号を取って下さい。
詳細はこちら
スケルチ信号の取出箇所(新) by JL3OGC |
注)D-Starデジタルは狭帯域(占有帯幅6KHz以下)です。 |
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■アイコム IC-1201 1200MHz/FMモノバンド機 |
データ端子はついていません。ちょっと古いので感度が悪いとかいうウワサもありますが、比較的簡単にWiRES対応可能な無線機です。
詳細はこちら
※オプションのTSQユニット(UT-40)を装着した場合マイク端子の某ピンにスケルチ信号が出るようですが、使えるレベルではありませんのでご注意ください。
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■アイコム IC-681 50MHz/FMモノバント機 (JG2TZW局のリポート) |
データ端子はついていません。
この改造方法だと、なぜかリバウンドが起こるようだという報告があります。(未確認)
詳細はこちら
IC-381はこちら(by JM1GUS)
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情報求む!! |
なぜかアイコム社の無線機が多くなりましたが・・・ここに掲載されていない無線機でスケルチ信号の取り出しに成功したという情報がございましたらぜひここで紹介させていただきたいと思っています。メールを頂戴できれば幸いです
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以下、このページでは、データ端子のない無線機などとHRI-100を接続する場合のノウハウを掲載します。
資 料 編 |
基礎知識 |
■データ端子のピンアサイン
WiRESコントローラー(HRI-100)と無線機をつなぐにはデータ端子を使います。
データ端子のない無線機にHRI-100をつなぐには、これらの信号線を無線機から取り出します。AF-INとPTT は無線機のMIC端子、AF OUTは無線機の外部スピーカ端子に接続します。問題となるのはSQL OUT(スケルチ信号)で、MIC端子に出ている場合もマレにありますが、ほとんどの場合は無線機内部から取り出さなければなりません。
※無線機に手を加えたくない場合
もし、無線機を改造したくない場合には、以下のスケルチ信号エミュレーション回路を製作しましょう。
(1)AFスケルチ ・・・JG3EBBさんが考案したAF-SQL回路。個人的にはこれにちょっと手を加えたかたちで運用しています。詳細はこちら
(2)どれでもWiRES・・・(1)のAFスケルチと原理は同じですが、ICを利用して再現性、調整の簡易さを実現した回路です。詳細はこちら
■無線機側 汎用データ端子 |
Mini DIN 6pin Connector |
プラグの半田づけ面
から見た図 |
1 |
AF IN (送信信号) |
2 |
GND |
3 |
PTT |
4 |
AF OUT (9.6Kbps用受信信号)←使わない |
5 |
AF OUT(1.2Kbps他用受信信号) |
6 |
SQL OUT(スケルチ信号) |
AFラインのインピーダンスは通常10KΩ。
スケルチ信号はスケルチ開放時+5V〜+8Vが出力されるライン |
■WiRES HRI-100 データ端子 |
Mini DIN 8pin Connector |
プラグ半田づけ面
から見た図 |
1 |
SQL |
緑 |
2 |
. |
. |
3 |
AF OUT |
赤 |
4 |
. |
. |
5 |
GND |
黄 |
6 |
PTT |
灰 |
7 |
AF INPUT |
白 |
8 |
. |
. |
Case |
GND |
シールド |
色はスタンダード社純正の切りっ放しケーブル
を使う場合のリード線の配色
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各社マイクコネクタのピンアサインはこちらです。
こちらのサイトも便利です → 王様のメモ帳
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