データ端子が使えない無線機にHRI-100を無改造でつなぐ


■スケルチ信号を外部で生成してWiRES-IIインターフェースをつなぐ回路

無線機の腹をあけずにスケルチ信号を得たい場合は、以下に示すAF-SQL回路でスケルチ信号をエミュレートし、MIC・SP・PTTラインをHRI-100とつなげばうまく動作します。JG3EBB局のAF-SQL回路を参考にというか・・・ほとんどそのまま使わせていただきました。音質も良好です。これはもともと、ID-800にHRI-100をつなぐために使っていた回路です。IC-V1やU1でも快適に利用できているという報告もいただきましたし、FT-8900の初期ロットでも良好に動作しました。



※余った部品を使って適当にくみ上げた回路ですので改良の余地はあると思います。
T2は1:1のトランス(ST-71)を使いましたが、ちゃんとインピーダンス計算をして適切なトランスを選ぶと良いと思います。
抵抗のカラーコードなどはこちら に載っています。
あと、6PinミニDINコネクタやMICコネクタ部のGNDラインもちゃんと結線してくださいネ(回路図に書くの忘れてます)

組み上げた基板の様子
 無線機のマイク端子との接続は短いLANケーブル(ストレート)で接続した。但しツイストペアケーブルなので極力短くしないと回り込みが発生する恐れがある。できればちゃんとしたいケーブルを使いたい。電源もマイク端子に出ている +8V を取り、7805で+5Vにダウンして本回路に注入。


ヤッツケで組み上げた基板の裏側


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