
Automatic Position
Reporting System
自動位置情報報告システム
AGWPEを使ってIGATEを立ててみよう
IGATE局とは、無線回線側でキャッチしたAPRSのデータ(昔からあるAX.25プロトコルのパケット通信を使っています)をインターネットを通じてAPRSサーバーに送り込んであげる局です(もちろんその逆 NET->
RF も可能)。一般的にUI-VIEW32とTNCで構成しますがTNCがない場合は、パソコンのサウンド機能を利用した「ソフトウェアTNC(AGWPE)」を使えばOKです。
関東地方はIGATE局が充実し混雑している程ですがそれ以外の地域ではIGATE局があまりなく、移動局が位置情報パケットやメッセージパケットを出しても空振りに終わってしまう地域が多くありますのでぜひ多くの地域のかたにチャレンジしていただきたいものです。 |
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ソフトウェアTNCエンジン
AGWPE を導入してみよう |
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(1) AGWPE.zip をダウンロード
AGWTrackerで有名なSV2AGW局のサイトからダウンロードします。こちらです。ここの AGWPE.zip
(Packet Engine ver 2004.1108 Win95/98/NT/2k/ME/XP)ってやつをダウンロードして解凍して、適当なフォルダにぶちこみます。ついでにAGWMONITOR.ZIPもダウンロードしておくと調整する時に便利です。
(2) AGWPEの設定
インストーラーはついていません。解凍したファイル群の中のAGW Packet Engine
を起動するとタスクトレイに常駐します。そのアイコンをクリックして設定します。

Property →NewPort→OK→ で出てくるメニューを次の例のように設定します。

TNC TypeをSoundCardにしてください。そうすると別のウィンドウが開きますので、使用するサウンドカードとかを選びます。左CHと右CHを配線すれば2ポートTNCとして利用できるようでですし、9600ボーにも対応しちゃってます。たいしたもんです。

OKを押すとプログラムをリスタートしろと指示があるのでそうします。これでパソコンの中にTNCが出来上がりました。
(3)パソコンと無線機の配線
1)受信AF系の配線
無線機の外部スピーカ端子からの線をPCのマイク端子に接続
(RX OnlyならこれだけでOK)
2)送信AF系の配線
パソコンのスピーカー端子からの出力を無線機のデータ端子やマイク端子に接続
3)PTTの配線
パソコンのRS232CのRTS または DTR のHI-LOWでPTTを叩きます。よって、PSK31やSSTV、EchoLinkなどで使っているインターフェース回路がそのまま使えるはずです。
(4)復調できるように調整
先ほど一緒にダウンロードした AGWMONITOR.zip を解凍して、そのフォルダで agwmonitor を起動。パソコンのマイク入力レベルや無線機のAF出力レベルを調整してちゃんと復調できるようにします。・・・パケット通信の電波が受信できない(やってる人がいない)地域ではキツいかもしれません。その場合はTinyTrak3の電波などを受信して調整すべしです。
これで完成です。
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APRSソフトウェア
UI-View32のインストールと設定
(IGATE用の設定) |
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(1)UI-View32をインストールする
http://www.ui-view.org/#downloads から 32full203.exe をダウンロードしてインストールします。インストールするにはレジストレーションキーの発行をうける必要があります。詳しくはこちら(JA1OGS局のサイト)。
(2)UI-View32を設定する
コールサインや位置を設定 (Setup->Station Setup)

Beacon interval 項目でAPRSサーバー側へのビーコン(Intenet項目)と無線回線側へのビーコン(Fixed項目)の発信間隔を分単位で設定できます 0 にしておくと。ビーコンが出ません。これは周波数の利用状況を勘案して決めると良いのですが20分以上の間隔にすることをお勧めします。
【参考情報】
Unproto adress欄でビーコンを発射する場合のデジルートが設定できます。
例 APRS,WIDE
このアドレスのデジピートパスに NOGATE または RFONLY と入れると、自局から無線回線側でビーコンを発射しても同じ周波数を利用しているほかのIGATE局でゲートされなくなりますので、ネット側の負荷軽減が期待できます。設定例->
APRS,RFONLY
パケットエンジンの設定 (Setup->Comms Setup)

Host mode を AGWPEにします。

Options Sound Enabled のチェックをはずしておきます。(うざいので)
APRSサーバー・IGATE用の設定 (Setup->APRS Server Setup)

Select One Or More Servers で接続するサーバーを選びます。指定したいサーバーが表示されていない場合には、キーボードのInsertキーを押すと入力できます。
Validation number は APRSサーバー用の5桁番号で、UI-Viewのレジストレーション番号交付時にあわせて交付されているはずですのでそれを入力します。(レジストレーション番号とは異なります)。
Transmit IGATE status にチェックすると、IGATEの状態をビーコンで送信しますので、他の局にIGATEだということを判ってもらえます。Enable
local serverは通常はCHECK OFFです。
【参考情報】
JQ1YDAではローカルサーバーを社団局メンバー用に設定していますが、どなたでもご利用いただけるようになっています。どこに設定したら良いかわからない、うまくゆかない場合などにお試しください。設定方法はこちら
APRSサーバー・IGATE用の設定 (File->Edit IGATE.INI)
※NET->RF にデータを流したりする場合は Inet to RF タブの所を設定します(割愛)。

一応ここだけをいじって他は理解するまで放置です。主に、インターネットから無線回線側へ送信するデータなどの設定をするメニューですが、設定を間違えると他局に迷惑がかかる場合がありますので、いじらないほうが無難です。特に
Gate all RF to INET のチェックは外した状態にしてください。
【参考情報】
上図の Use default のチェックを外して、RF側のデジパスを設定できます。Inet
to RF項目を設定して、ネット側からのデータをRF側に吐き出すようにした場合などに有効です。その場合、デジパスに
RFONLY や NOGATE という文字列を入れると、自局から吐き出すデータが他のIGATE局でゲートされなくなりますので活用してみてはいかがでしょうか。
Path(s)の設定例→ APRS,RFONLY
とりあえず、IGATE運用のために「デフォルトの設定から」変更すべき主な点は以上です。UI-View32に関しての説明サイトはたくさんありますので、他のサイトも参考にしながら設定してみてください。
ここまで設定すれば、IGATE局として稼動できるはずです。IGATE運用局がいない地域のかた、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか?!
【運用周波数について】
全国的に144.64MHz/431.00MHzが主に使われているようです。狭い地域にたくさんのIGATEがあると、移動局1局のビーコンを多数のIGATE局が拾ってしまい、ちょっとした無駄が生じますので、私どもは混雑緩和やネットワーク負荷軽減の観点から
144.66MHz/431.02MHz にて運用しています。
【RF側やNET側トラフィックについて】
APRSは移動体からパケット通信の電波を発射し固定局で受信するなどRF側の要素。そしてインターネットを利用して全世界規模でデータを集約しているネットワーク・サーバー側の要素がからむ非常に奥が深く複雑な通信ジャンルであり、チャレンジのし甲斐があるというものです。
デジピータをタクサンあげるとRF側の混信リスクが増えます。かといってIGATE局をタクサンあげてもサーバーへの負荷が増えます。そのあたりを研究しより良い環境を目指すのも楽しみのひとつではないでしょうか。 |
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