WiRES-II対応 レピータコントローラー 「RP−1000」 ★専用線ノードtoノード+通信対応★ |
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ハムフェア2005で試作機によるデモストレーションをおこないました。企画製作スタッフの環境の変化によりハムフェア2005以前にお問い合わせいただきました方を除いて以後の対応は難しくなりました。ご要望の受付はしばらく見合わせますのでご了承ください。 本機の代表的な2つの動作 (1)レピータコントローラーとしての機能 無線機2台とデュプレクサ、アンテナがあればプラグアンドプレイでレピータ局が完成。仕様はJARLが定めた規格に準拠していますので、既存レピータの老朽化による機器再編成などにも対応できる事でしょう。さらに長期運用にあたり無線機が老朽化した場合、ハード的にはそれを取り替えるだけの作業で終わります。 (余談) 本機は某レピータ管理団体から相談を受けて製作したものですが、その後、ウワサが広がり、さらに2団体にお届けする事になりました。せっかくなので色々な方々に使っていただければと公開に踏み切るのものです。 (2)WiRESノード局を2ポート化する、「専用線接続ノードtoノード機能」(デュアルゲート機能) 異なった2つの無線局(または無線機)を専用線で接続しかつWiRESネットワークと公衆網接続する(専用線ノードtoノード)機能。単純にWiRESノード局を1アカウントで2ポート化できます。異なったバンドで複数のノード局を運用する場合にも有効です。 【動作概要】 レピータ動作では、レピータ局に要求されている機能である、CW IDの発生、タイムアウト、無線または有線を利用したDTMFトーンによるリモコン操作、の機能を提供します。 レピータ局以外で使用する場合には、「専用線ノードtoノード+公衆網接続」の動作の設定にします。これは、2つの無線局(ノード局)を専用線でLANを構成それを、WiRESネットワークたるWANに参加させます。動作的には一方の無線機で受信した音声は本機に接続された別の無線機で再送信され、かつWiRESネットワークにも送信されるという、事実上、ノード局のデュアルゲート化を実現します(IDは1個なので社団局のアカウントが望ましいと思います) ■運用例:レピータ局としての動作 [アップリンク用無線機]---コントローラー---[ダウンリンク用無線機] | +-----公衆網(WiRESネットワーク) ※許可が得られれば逆シフト運用も可能 ■運用例:専用線ノードtoノード+WiRESネットワーク ※無線局AおよびBはノード局の位置づけ [無線局A]----(専用線+コントローラー)----[無線局B] | +------公衆網(WiRESネットワーク)→ レピータと決定的に異なるのは、A局もB局もWiRESネットワークへのアクセスポイントであると同時に異なった無線局である事です。動作的には無線局Aおよび無線局BからWiRESネットワークにアクセス可能であり、無線局Aからの音声は無線局BおよびWiRESネットワーク向けに送信される。また、無線局Bからの音声はWiRESネットワークと無線機A向けに送信されるという動作です。WiRESネットワーク側からの音声は、無線局AB同時、Aのみ、Bのみと運用形態に応じて使い分けることができるという動作になります。無線局Aと無線局Bを同じ周波数帯で運用させる場合には切れの良いバンドパスフィルタ(一般的にはデュプレクサ)等を利用します。 【補足】 このような2つ以上の無線局を公衆網や専用線で接続し中継する形態は実態を察するに認められて久しいと考えていますが、レピータ局の場合は他のレピータ局と常時接続する場合の局数と、ひとつの周波数帯で同時発射できる電波の数に制限が付されています。 なお、デュアルバンドの無線機を改造すると実現できるクロスバンドレピータですが、これは2以上の無線局の接続ではないのでなかなか説明つきにくいと思われます。 |
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↑本機を接続した様子(ダミーロード使用。アンテナとデュプレクサは映っていません) 本機の特徴
↑コントロールソフトの動作画面。WiRES Serverソフトとの同時稼動も可能。 ↑無線機とコントローラーとWiRES-IIインターフェース。ダミーロードをつないで実験中。 ↑コントローラー背面の様子 白いケーブル2本を無線機のデータ端子へ。真ん中のジャックはWiRES-IIインターフェースへ。右下の四角はUSB端子。右上のジャックはコントロール回線用無線機のスピーカー端子に接続。 コントローラー内部の様子。画面右側がAF回路。真ん中がマイコン基板。トーンデコーダ、DTMFデコーダ回路も搭載しています。頒布品では全面パネルおよびブッシュスイッチは付属しない事にしました。パソコンからの制御のみとなります。 |
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