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YAESU FT-8900 の改造

受信改造・機能拡張改造

JAバージョンと海外バージョンでは改造方法が異なるようです。改造箇所を間違えると電源が入らなくなります。ご注意を!!

受信改造後の周波数 単位MHz
(送信はアマチュアバンドのみ)
28-30 50-54 108-180 320-400 400-480 700-985


とにかく、下記の文章と右の写真でピンとこない方は改造はやめておいたほうが無難です。

(1)FT-8900 のスピーカーのある側のフタを開けます。ビスは平面4個、側面4個、合計8箇所外します。

(2)スピーカーケーブルのコネクターを取り外します。

(3)CPUの近くのチップ抵抗1個を取り外します(写真参照)

(4)改造後、電源を入れるとリセットされ、初期状態に戻りますが、周波数が拡大され、機能が追加されています。

海外バージョンとは取り外すチップ抵抗の位置が違いますので注意が必要です。

以上で周波数が拡大される他、ファンクションメニューの項目が拡張されます。そのメニュー内にクロスバンドレピーターの設定項目も出現しますが、ディマーが3段階しか調整できなくなったりという機能の縮小もあります。

注意
チップ抵抗は、大変小さいので、取り外す際、基盤のパターンがはがれたりしないように注意が必要です。
20ワット程度のハンダゴテで、ダイオードの足のそれぞれを交互に暖め、ある程度あたたまったら、ダイオードをハガスように片足を持ち上げて、最後にもう一方を溶かして取り除けばうまくゆくと思います。

改造は自己責任でおこなってください。何が起ころうとも当方では感知いたしません。本件に関するお問い合わせもご遠慮ください。


(c)JS1CYI

FT-8900






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