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データ端子がついていても
SQL信号がTSQと連動しないトホホな無線機をノードに使う場合の解決策
JG3EBBさん考案のAF-SQLの利用


IC-706シリーズやFT-8900でトーンスケルチを利用してノード運用するためにJG3EBB氏考案のAF-SQLを製作して実際に動作させてみたところ結果は良好でした。以下、結線の状態を示します。AFスケルチの回路はJG3EBBさんのホームページ内のこちらに掲載されています。一家に一台AF-SQL、不意なノイズや不法局のQRM、または軽微なQRMをインターネット側に垂れ流さないようにAF-QSLの採用はいかがでしょうか?? 製作は簡単です。





留意点

・とにかく自己責任でお願いします。万が一HRI-100が破損しても責任は負えません。
・HRI-100の付属ケーブルは切断せず、中継プラグを利用して、スケルチラインとGNDだけを取り出します。PTTやAF信号類のラインはそのまま直結してください。当然ながら、無線機側のSQLラインは使いません。
・AFスケルチ回路に供給する電源は+5VのACアダプタを利用したり、3端子レギュレタで無線機用電源から取り出すと楽ですがACアダプタの中には公称5Vでも負荷によって電圧が変わるものがありますので、HRI-100に接続する前に必ず電圧を確認してください。電流は数ミリアンペアでいけるはずです。心配な場合は、1S1588などのスイッチ用ダイオードをHRI-100とAF-SQLの間に入れて保護してください。なお三端子レギュレタの足の配置はメーカーなどによって異なります。足の配置は必ず確認するようにしてください。
・AFスケルチの回路は面倒でも2石(スケルチ開放時+5V)のタイプを利用すると、無線機の電源を落としてもインターネット側に送信しっぱなしとなる事態が防げます。
・AF-SQLの感度(タイミング)調整は無線機のVRとAF-SQL回路の半固定VRでおこないます。FT-8900の場合、無線機のVRを中ほど、AFスケルチの半固定VRを中ほどで良好なタイミングとなりました。外部スピーカーを利用する場合には負荷が変わり設定が異なってきますので注意が必要です。



●無線機側データ端子 6ピンミニDIN端子 (BUSマウスのプラグと一緒)

無線機側を正面から見た図です。

1.送信データ入力(HRI-100からのMIC出力を接続)
2.GND
3.PTT出力(Lに落とすと送信)
4.9600端子(FM検波出力・無線機側からの信号出力)
5.1200端子(データ出力・受信信号等)
6.SQLC(スケルチ出力)

GND 外側の金属の丸はGNDで、シールドです。(3番ピンに近いところに文字がありますが、
3番がGNDと言う意味ではありません

上記ミニDINプラグは、秋葉原の電子部品ショップ(千石電商など)で購入可能です。
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