D-Starレピータの使い方

■レピータネットワークを使わない場合
D-Starでは自分の無線機に自分と相手方のコールサイン、使用するレピータ局のコールサインを設定して運用する必要があります。

MY = 自分のコール
UR = CQCQCQ
RPT1 = 自局がアクセスするレピータのコール
RPT2 = 空欄

面倒なので相手方は CQCQCQ でも良いです。 1.2と430のレピータがある局はコールサインのあとに機器符号がついています。1.2Gはコールの後にB、430のはAです。例 JP1YIU A。また、運用局のコールサインにも、機器識別のために、A〜Fまでの機器符号を入れることができます。複数の機器をもっている場合には、この機器符号を活用しましょう。レピータの場合、機器符号なしと機器符号Aは同じ。レピータ以外では機器符号Aと機器符号なしは別の機器の扱いになります。

■レピータネットを使う場合

他のレピータ局にQRVする局と交信する場合は以下のように設定します。

MY =自局コール
UR = 相手局コール または /レピータコール。
RPT1= 自局がアクセスするレピータのコール
RPT2= ゲートウェイレピータ局をG付きで設定します。多くの場合 PRT1のコールのあとに1個スペースを空けてGをつける。

CQを出す場合は、「UR」に他のレピータ局のコールを/付きで指定。例: /JP1YJO 機器符号付きレピの場合->例: /JP1YIUA ※スペースなし。カーチャンクした際に、自動的にRPT1やRPT2を設定してくれる機能もあります。詳しくは無線機の取説参照。

■他のレピータからのCQに応答する場合のショートカット
※CQが聞こえているとき(相手が送信中のとき、または直後)に、以下の操作。

ID-800・・・TONE長押し
ID-1・・・CS長押->SQL長押
ID-91・・・CALL長押し

文章: AD研究同好会南東京
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